ステップ ~明日への姿~
| 寒気の中にも早春の息吹が感じられる頃となりましたが、明照の子どもたちは、園内行事最後の生活発表会に向けて、練習の中で先生と共に心がゆれ動く毎日を送っています。子どもたちが一年間毎日を重ね合わせる姿は、様々な人格という結果になって、美しいものを感じさせられます。 思考力、協同性、規範意識、道徳性、社会生活、自立心、豊かな感性、言葉による優しい伝達、物事への関心と感覚、健全な心と体、生命の尊重と云うような10の姿になって、心と体に体験が重なり、人格が備わってまいりました。その姿に近づけるように、子どもたちの発達を願い、かけがえのない命の尊重を毎日送ったわけであります。 幼児期は、教育によって点数がつくものではありません。だからこそ、生活の流れに応じ、興味や欲求に応じ、発達や成長に即した対応と環境が重要であります。そのために、毎日の生活、行事に向けた目標、達成した時の喜びを感じながら、大きな人格の基ができると考えています。 小学校からの義務教育は点数によって大きく教育が変わってしまいます。成果主義の毎日は、子どものもつ本来の姿を失う可能性があります。その時に振り返る基となるものは幼児教育の人格形成であり、幼児期の様々な体験は、心をゆらしながら10の姿となってたくさんの困難を乗り越えてゆく力となります。教育は形ではありませんが、人格で健全に育つことを切に願い、子どもたちを次のステージに送りたいと思います。 |
| 【園長 結城 文宏】(平成31年2月) |
